2010年09月12日

江戸の基礎知識(1)

時刻の呼び方

江戸時代は,一日24時間を12に分け,干支の十二支で呼んだ。一時(いっとき)は約2時間で,日の出(明六つ)から日の入り(暮六つ)までを6等分して「昼」とし,それ以外を「夜」とした。1時間は一時の半分だから,半時(はんとき),さらに短い時間は,一時を上中下に三分割して「子の上刻」「未の下刻」と呼んだ。また,一時を30分ずつ4分割して一つ,二つ,三つということもあった。怪談話で「草木も眠る丑三つ時」がその例である。

午前0時  九ツ 子の刻    午前1時 九ツ半 子の中刻
午前2時  八ツ 丑の刻    午前3時 八ツ半 丑の中刻
午前4時  七ツ 寅の刻    午前5時 七ツ半 寅の中刻
午前6時  六ツ 卯の刻    午前7時 六ツ半 卯の中刻
午前8時  五ツ 辰の刻    午前9時 五ツ半 辰の中刻
午前10時  四ツ 巳の刻   午前11時 四ツ半 巳の中刻
午後0時  九ツ 午の刻    午後1時 九ツ半 午の中刻
午後2時  八ツ 未の刻    午後3時 八ツ半 未の中刻
午後4時  七ツ 申の刻    午後5時 七ツ半 申の中刻
午後6時  六ツ 酉の刻    午後7時 六ツ半 酉の中刻
午後8時  五ツ 戌の刻    午後9時 五ツ半 戌の中刻
午後10時  四ツ 亥の刻    午後11時 四ツ半 亥の中刻

江戸時代は,江戸城では太鼓,町では社寺の鐘などによって時刻が知らされた。


方位

十二支で表したものに「方位」がある。北は「子」,東は「卯」,南は「午」,西は「酉」で,北東は「艮(うしとら)」,南東は「巽(たつみ)」,南西は「坤(ひつじさる)」,北西は「乾(いぬい)」というように表した。


尺貫法換算表(明治8年の統一値)

長さ

一丈=10尺=3.03m
1尺=10寸=30.3cm
1寸=10分=3.03cm
1分=3mm

距離

1里=36町=3.93km
1町=60間=109m
1間=6尺=1.82m
1尺=30.3cm

面積

1町=10反=3000坪=99a
1反(段)=10畝=9.9a
1畝=30坪=99m2
1坪(歩)=6尺平方=3.3u
1尺平方=0.09u

重さ

1貫=1000匁=3.75kg
1斤=160匁=600g
1匁=3.75g

容積

1石=10斗=100升=0.18キロリットル
1斗=10升=18リットル
1升=10合=1.8リットル
1勺=0.018リットル

posted by 藤田孝志 at 01:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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